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葬儀の流れ

 御葬儀の相談する方がおられない、家族葬がしたい、自分らしい葬儀をしたい、伝統的な葬儀がしたいなど御葬儀が不安な方をたくさん見てきました。相談者不在の今こそお寺を頼りにしてください。ご相談に来られた方は、ホッとしたお顔でお帰りになられます。
 お一人お一人の御葬儀は違います。その手がかりとして、鞆の明圓寺で伝統的に勤めている「御葬儀の流れ」を記しましたが、御事情により変更しながらお勤めさせていただきます。
生前のご相談でも結構です。なんなりとご相談ください。

御命終

お医者さんに死亡宣告されたら、お寺にご連絡ください。その際、下記の事を伺います。

  • 御名前・御家族の方の御名前・連絡できる電話番号(携帯電話など)
  • 葬儀社名・ご遺体の安置場所

葬儀社・御安置場所が決まっていないときはご相談ください(ご紹介もできます)。お電話でおおよそお伺いできる時刻をお知らせします。

明圓寺では、できる限りお参りさせて頂いていますので、遠方の方でもご遠慮なくお電話ください。

故人の搬送

【御自宅にお帰りの場合】

葬儀社に依頼してご遺体をお移しください。
自宅にお帰りのときは、御内仏(御仏壇)の前に御安置ください。御内仏(御仏壇)がないご家庭は、丁寧にお参りできる所に御安置ください。北枕にこだわることなく、御内仏(仏壇)を中心にお考えください。
枕飾りなどは葬儀社で準備しますが、間に合わなくてもかまいません。お伺いしたときにお話しさせていただきますのでご安心ください。

【葬祭会館の場合】

葬儀社に依頼してご遺体をお移しください。枕飾りなどは葬儀社が準備します。

枕勤め

故人を御安置されている所で勤めます。ご遺族は普段着でかまいません。お勤めの後、故人様の御名前・喪主様の御名前などをお伺いします。まだ喪主が決まっていない場合は、代表の方の連絡先をお伺いします。

写真:御経

葬儀・通夜の場所・日時を相談します。通夜・葬儀の時刻はできる限り調整させていただきますが希望に添えないこともあります。近年福山近郊でも、ご自宅以外で葬儀を勤めることが多くなりました。施設によって条件が異なるため、お参りの時刻なども変わります。初七日・お寺参りなども相談させていただきます。

葬儀後のことは慌てずゆっくり考えましょう。いろいろな御事情があると思いますので、ご一緒に考えながら丁寧に勤めさせていただきます。

通夜

写真:焼香

通夜のお勤めは仏前に座り、遺族・参列者一同がお勤めし、焼香をします。

通夜はもともと近親者やごく親しい人でお勤めしていました。御遺体のそばで故人を偲びつつ静かに過ごすことが大切です。そのため席次など決まりはありませんが、喪主は棺の近いところに座ります。また左右に分かれて座るときは向かって右が親族となります。

葬儀

葬儀は出棺勤行と葬場勤行の二つに分かれています。少し前までは、自宅で出棺のお勤めをして、葬列をつくり、葬場に向かいました。そして葬場で葬儀を勤め、最後のお別れの後、荼毘に付していました。現在ではその全てを一つの場所でお勤めすることになりました。

葬儀は地域によって様々な習慣があります。何気ない習慣でも大切なこともあります。それぞれの地域の習慣を大切にしたいと思います。できないこともありますが、ご遠慮なくご相談ください。

【弔辞と弔電】

弔辞はお勤め中にいただきます。弔電は不参欠礼を表すものです。必ずしも披露することはありませんが、披露する場合はお勤め後に行います。

葬場勤行中に御焼香をしていただきます。当派での御焼香は

  1. 仏前に出る
  2. 仏様を仰ぎ見る
  3. お香を2回、香合(お香を入れている容器)から香炉に移す(そのとき御香を頂かない)
  4. お香に付いた自身の指の跡を少し消す
  5. 仏様を見ながら・・・合掌する(「南無阿弥陀仏」と5回から10回称える)…合掌をとく
  6. 一礼する
  7. 下がる

当派の葬儀だからといって、御焼香作法を統一する必要はありません。参詣の方々は、それぞれの宗旨・宗派の作法で御焼香してください。

※斎場へは希望された方のみ同行します。(同行できないこともあります)

還骨

故人を荼毘に付した後、御遺骨の前でお参りする最初のお勤めです。どなたかお一人いらっしゃればお勤めができます。普段着でかまいません。葬儀の翌日にご自宅で勤める方が多いですが、御事情により変更も可能です。初七日や四十九日の日程を書いたものをお渡しします。

【中陰壇(ちゅういんだん)】

故人を荼毘に付した後、御遺骨を御自宅に御安置する所を中陰壇といいます。中陰壇は御内仏(御仏壇)の有無などで形が違います。還骨又は初七日の時にお話しさせていただきますのでご安心ください。